
AI画像生成で思い通りのキャラクターを作るための「1girl」解剖図、今回は「首から下(服装・体型・ポーズ)& ライティング」編です!
前回の「顔(首から上)」編でキャラクターの顔(アイデンティティ)が決まったら、次は全身をスタイリングして、イラストに「動き」と「状況」を与えていきましょう。
「ただ立っているだけの女の子」から卒業するための、初心者・中級者別プロンプトガイドをお届けします。
🔰 初心者編:シチュエーションを決める「基本の5大要素」
初心者の方は、まずこの5つを指定してキャラクターの「ベースとなる状態」を作りましょう。これらを組み合わせるだけで、イラストのシチュエーションが明確になります。
1. ベースの服装(Base Outfit)
キャラクターが今、どんな場面にいるのかを一瞬で伝える要素です。
school_uniform(制服:日常感)casual_wear(私服:リラックス)fantasy_armor(鎧:ファンタジー・非日常)
2. 体型・スタイル(Body Type)
全体のプロポーションを指定します。服装の着こなし方にも影響を与えます。
slender(スレンダー・細身)curvy(曲線的・グラマー)petite(小柄)
3. 全身のポーズ(Overall Pose)
AIのデフォルトである「棒立ち」を防ぐための第一歩です。
standing(立つ) /sitting(座る) /walking(歩く)
4. 手のしぐさ(Hand Gestures)
AIは手を描くのが少し苦手ですが、シンプルな動作ならイラストに自然な動きを出してくれます。
hands_on_hips(腰に手を当てる:自信)waving(手を振る:親しみ)hands_in_pockets(ポケットに手を入れる:クール)
5. 足元と靴(Footwear & Legwear)
全身を描画(full body)する際、足元を指定しないと不自然に途切れたり裸足になったりすることがあります。
sneakers(スニーカー) /boots(ブーツ)pantyhose(パンティストッキング) /thighhighs(サイハイソックス)
プロンプトに迷ったら

🚀 中級者編:イラストに物語とフェティシズムを宿す「こだわりディテール」
中級者へのステップアップは、服の質感や着こなし、躍動感のあるポーズを指定して、イラストを「ただの立ち絵」から「一枚の作品」へと昇華させましょう。
1. 服の「質感」と「状態」
服の素材感を指定すると、AIの描画カロリーが上がり、一気にリッチな画面になります。
- 質感:
latex(ラテックス・光沢),silk(シルク・滑らか),translucent(半透明・透け感) - 状態:
wet clothes(濡れた服),torn clothes(破れた服)
2. 色気と個性を出す「着こなし」のニュアンス
きっちり着るのではなく、少し着崩すことでキャラクターの性格や隙(すき)を表現できます。
off-shoulder(オフショルダー・肩出し)jacket_half_off(ジャケットを半脱ぎ)unbuttoned_shirt(ボタンを開けたシャツ)
3. 視線を誘導する「動的なポーズと構図」
平坦な構図を壊し、画面に奥行きと迫力をもたらす魔法のプロンプトです。
- 動き:
jumping(ジャンプ),looking_back_over_shoulder(肩越しに振り返る) - 構図:
dynamic_pose(躍動的なポーズ),foreshortening(遠近法・パースを効かせる)
4. 小道具(プロップ)との相互作用
何かを持たせたり、触らせたりすることで、キャラクターがその世界に「生きている」感覚を強調します。
holding_sword(剣を構える)adjusting_glasses(メガネをクイッとする)holding_umbrella(傘をさす)
5. 肉感とフェティシズムの表現
服と体の境界線や、骨格の美しさを強調する中級者ならではのテクニックです。
collarbone(鎖骨を強調)zettai_ryouiki(絶対領域:スカートとソックスの間の太もも)skindentation(食い込み:タイトな服や紐が肌に食い込む表現)
✨ 仕上げ編:被写体を際立たせる「ライティングとシンプル背景」
せっかくこだわって作ったキャラクターも、背景がごちゃごちゃしていたり光が平坦だと魅力が半減してしまいます。ここでは「あくまで被写体(1girl)を主役にする」ための、邪魔にならない背景と効果的なライティングを紹介します。
1. 視線を集中させる「シンプルな背景」
情報量をあえて抑え、キャラクターそのものの造形美に視線を誘導します。
simple_background(シンプル背景:迷ったらこれ)white_background/black_background(白・黒背景:スタジオ撮影のような仕上がりに)gradient_background(グラデーション背景:単色より少しオシャレな雰囲気に)
2. 空間の広がりを感じさせる「背景ぼかし」
風景を入れつつも主役を邪魔しない、ポートレート撮影の定番テクニックです。
blurry_background(背景ぼかし)depth_of_field(被写界深度:数値を強調するとより一眼レフのようなボケ味が出ます)bokeh(玉ボケ:背景にキラキラした光のボケを追加して華やかに)
3. 被写体をドラマチックに魅せる「ライティング」
光の当て方一つで、イラストの「空気感」と「立体感」が劇的に変わります。
cinematic_lighting(シネマティック:映画のワンシーンのような劇的な光と影)rim_lighting/backlighting(リムライト・逆光:キャラクターの輪郭が光で縁取られ、背景から美しく浮き立ちます)soft_lighting(ソフトライティング:影が柔らかくなり、優しい印象に)
💡 まとめ:顔と体と光を組み合わせて、究極の「1girl」へ
前回の「首から上」、今回の「首から下」、そして仕上げの「光と背景」。 これらを組み合わせることで、「どんな顔つきで、どんな服を着て、どんな光の中で何をしているか」という、キャラクターの全体像が完全にコントロールできるようになります。
たとえば、すべての要素を組み合わせてみると・・・
1girl, teenager, straight bangs, long black hair, fluttering hair, sharp red eyes, serious, clenched teeth, kimono, off-shoulder, holding katana, dynamic pose, fluttering clothes, zettai ryouiki, foreshortening, backlighting, cinematic lighting, blurry background, bokeh
このように組み合わせるだけで、「ぱっつん前髪で赤い瞳の凛とした少女が、着物を少し着崩しながら刀をダイナミックに構える。背後からの逆光(リムライト)が彼女の輪郭を照らし、背景の玉ボケが美しい、映画のワンシーンのような一枚」が簡単に作れます。


私は、好きなアニメや漫画の印象に残るいいシーンに出会ったとき、「ポーズかな?構図かな?衣装?陰影?」と、少しだけ分解して眺めてみるように意識しています。なんとなく「格好いい」「かわいい」と思っていたものが、具体的な要素の組み合わせだと気づけるようになりました。
次回は、キャラクターを立たせる舞台となる「背景・世界観・雰囲気強化編」をお届け予定です。
言葉の数だけ、無限の「あの子」に出会えるはずです。あなたの「1girl」を、最高の世界で輝かせましょう!






