
AI画像生成で最も入力する言葉、それは「1girl」ではないでしょうか。
しかし、ただ「1girl」と入力するだけでは、AIの「いつもの手癖」で描かれた、どこか見覚えのあるキャラクターになってしまいがちです。
理想の「あの子」を画面の中に呼び出すためには、まっさらなキャンバスである「1girl」の上に、具体的な要素(プロンプト)を一つずつ重ねていく必要があります。
今回は、キャラクターの印象を決定づける「首から上(顔まわり)」の要素を、初心者向け・中級者向けに分けて解剖します!
🔰 初心者編:まずはこれだけ!印象をガラリと変える「基本の5大要素」
初心者の方は、あれこれと要素を詰め込む前に、まずはこの5つを入れ替えて遊んでみましょう。これらを指定するだけで、キャラクターの「属性」と「雰囲気」が劇的に変化し、AIのコントロールがぐっと楽しくなります。
1. 年齢感(Age)
AIは年齢の指定によって、顔の輪郭の丸みや目の大きさを自動的に調整してくれます。全体のベースとなる重要な要素です。
child(幼い印象に)teenager(標準的なアニメキャラクターのバランス)adult_woman(輪郭がシャープになり、大人っぽく)mature_woman(さらに輪郭がシャープになり、目が細くなって年齢感が上がる)
2. 目の色(Eye Color)
キャラクターの「個性」を一番手っ取り早く表現できるパーツです。他の色と組み合わせることで属性が付与されます。
blue_eyes/red_eyes/emerald_green_eyes
3. 髪型 & 髪色(Hairstyle & Haircolor)
全体のシルエットを決める最大の要素。長さを指定するだけでも印象は大きく変わります。
long_hair/short_hair/ponytailblonde_hair/silver_hair/pink_hair
4. 前髪(Bangs)
実は、顔の印象を最も左右するのが「額の隠れ方」です。
straight_bangs(ぱっつん:幼さ)side-swept_bangs(流し前髪:大人っぽさ、知的)hair_over_one_eye(片目隠れ:ミステリアス、妖艶)
5. 表情の入門(Basic Expressions)
無表情(デフォルト)から脱却するため、まずは感情のベースとなる言葉を一つ添えてみましょう。
smile(笑顔) /serious(真剣・キリッと) /blush(照れ・頬染め)
プロンプトに迷ったら

🚀 中級者編:AIの癖を上書きする「こだわりディテール」
中級者へのステップアップは、AIのデフォルト設定に任せるのではなく、細部まで「言葉で指定」することで、イラストのクオリティと表現力を一段階引き上げましょう。
1. 魂を宿す「目元・視線」の演出
目は口ほどに物を言います。瞳の中の描き込みや視線の向きで、イラストに物語性が生まれます。
- ディテール:
detailed_eyes(瞳の書き込み強化),glowing_eyes(発光),pupils(瞳孔) - 眉の形:
thick_eyebrows(太眉),short_eyebrows(麻呂眉),troubled eyebrows(困り眉) - まつげ:
long_eyelashes(華やかさアップ) - 視線:
looking_at_viewer(目線あり),looking_sideways(横目・アンニュイ),closed_eyes(目を閉じる)
2. 風格を生む「髪の質感とダイナミクス」
単なる「髪型」の一歩先へ。髪の「動き」や「輝き」をコントロールすることで、画面全体がリッチになります。
- 質感:
shiny_hair(艶),soft_hair,fine_detail_hair(髪の毛の線画を細かく) - 動き:
fluttering_hair(なびく髪),messy_hair(無造作),stray_hair(後れ毛)
3. 立体感を際立たせる「鼻・口・耳」の造形
のっぺりとした顔を回避し、立体感を出すために必要な要素です。
- 口元:
open_mouth(少し口を開ける),lipstick(口紅),lip_gloss(艶のある唇) - 鼻・顎:
sharp_nose(スッとした鼻筋),defined_jawline(くっきりしたフェイスライン) - 耳:
pointed_ears(エルフ耳),animal_ears/kemomimi(ケモ耳)
4. リアリティを生む「メイクと肌の個性」
AIが描きがちな「完璧すぎるツルツルの肌」に、あえて「個性」を加えることで、キャラクターへの愛着が湧きます。
- メイク:
eyeshadow(アイシャドウ),cheek(チーク) - 肌の個性:
freckles(そばかす),mole_under_eye(泣きぼくろ)
5. 一枚絵としての完成度を高める「アングルと光」
最後に、丹精込めて作った顔をどう見せるか。カメラワークと光の演出で「作品」に昇華させます。
- アングル:
profile(横顔),head_tilt(首をかしげる),from_below(あおり・迫力アップ) - 光の演出:
rim_lighting(輪郭を照らす光・エモい雰囲気に),face_shadow(顔に落ちる陰影)
💡 まとめ:要素を組み合わせる「錬金術」を楽しもう
初心者の方は、まず「基本の5つ」を組み合わせて、自分の好みのタイプを探ってみてください。
中級へ進むために、そこからさらに「細部」を一つずつ上書きしてAIの癖を消し、自分の理想を突き詰めていきましょう。
「1girl」を構成する要素を理解すれば、あなたのプロンプトはもう「AI任せ」ではありません。言葉の数だけ、無限の「あの子」に出会えるはずです。
次回は、キャラクターの全身に影響する「首から下(服装・体型・ポーズ)」の要素についてお届けします。お楽しみに!







